自作PCの終焉

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PCを用立てるとき,自作PCにしていた。

新規で必要とする際はケースや電源から用意し,また,故障したときはケースや故障していないパーツは使いまわし,故障したパーツだけを交換すれば経済的という発想からである。ほかにも,データの移行が不要であるなど,メンテナンス性に優れているという点も挙げられる。

かれこれ20年以上この方式でやってきたが,見直しを考えている。この方式において,自作PCは終焉を迎えたと考えている。

たしかにこれまで恩恵も受けてきた。電源が故障したときは電源の取替だけで済んだ。HDDの故障のときはHDDの交換だけ。メモリや内蔵SDカードリーダ,グラフィックボードのスペックアップ,HDDからSSDへの換装のときも同様だ。

しかし,一番故障の多かったマザーボードだ。交換してすぐに故障するわけではない。数年経ってから故障するため,マザーボードは同型番のものではなく,後継型番に交換することになる。そうなると,ソケットやコネクタの規格が変わってしまい,CPUをはじめ,多くのパーツが使いまわし出来なくなってしまうため,多くのパーツの買い直しを余儀なくされる。

予防交換という意味ではそれもありだったのかもしれないが,こちらの環境では予備機を置いていたため,パーツの交換は最小限で抑えておきたかった。

というのも,この方式でし始めて以来,どんどん高スペックの既製PCの価格が下がっていったのである。

また,この20年で使い方も大きく変わったように思う。そうした中で,自作PCをわざわざ組んでという方式は見直すべき時期に来たのかと思う。

見直すからには新しい方式を考えなければならない。この20年,とりわけここ近年の使用頻度と将来的な構想を考えながら,新たな方式を考えたい。

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