2代目ごろごろシアターの構築

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自宅のクローゼットに,使わなくなった機器とワイヤーラックが置いてあることに気がついた。これらを使って,ベッドでごろごろしながら映画でも観ることができないかと思い,構築してみることにした。

経緯

これまでもごろごろしながら映画などを観ることができるように,ベッドサイドにディスプレイを置いていた(初代ごろごろシアター)。しかし,仰向けで頭をディスプレイの方に傾けてごろごろするのは思いのほかつらい。首が重く,痛くなってくるのだ。そのため,このディスプレイは整備したものの,あまり使わなくなった。自室で仕事をするときに,傍らでTVerや映画を流しておく(ほとんど音だけを聴いている)ために,そのまま使っていた。

しかし,頭を天井に向けている,つまりまっすぐ前をみる状態であれば,そのつらさは起こらない。

そして天井には白いクロスが貼ってあり,壁とは異なり,障害物は照明と煙探知機くらいであるため,スクリーン代わりにもってこいの環境にある。

そのため,自宅にあまっていた機器を用いて,2代目となるごろごろシアターを構築することにした。

なお,初代ごろごろシアターは単にベッドサイドにディスプレイを置いただけなので,記事化はしていない。

初代ごろごろシアター(2代目構築前)

2代目ごろごろシアター構築前の状況である(初代ごろごろシアター)。自室の什器は,ベッド以外はすべてメタルラックである。ベッドとベッドサイドは同じ高さにしてあり,ベッドサイドの枕元の位置にはディスプレイが置いている。このディスプレイにはFireTV Stickが刺さっており,ここまで有線LANを引いている。

2代目ごろごろシアターの構築

今回,構築する2代目ごろごろシアターは上図のとおりである。ディスプレイはそのまま温存。その下にプロジェクタを配備。このプロジェクタはEPSON EH-TW400を天井に向けて設置。設置方法はベッドサイドの上にさらにメタルラックを置き,ブックスタンドを使ってうまく固定している。配線(電源ケーブル,HDMIケーブル)はメタルラックのすき間からうまく差し込むことができた。ここにPCが2台あるが,これは使っていないミニPCを持ってきた。つまり,ベッドサイドには映像入力元がFireTV Stickが1台,ミニPCが2台の計3台,そして映像出力先がディスプレイとプロジェクタの2台ある状態にある。

そのため,今回はHDMI切替機を用意した。たまたま予備機として買っておいたラトックシステムのRS-HDSW62-4KZを使用。

そして,ミニPCを新設することで有線LANをさらに2本必要になることから,FireTV Stick用に使っていた有線LANをスイッチングハブで分岐。スイッチングハブには同じく予備機で置いていたBUFFALOのLSW6-GT-8NS/BKを使用。

あとはこれだけ機材が増えるため(5台分),OAタップも増やしている。

基本はあるものだけで構築するつもりであったが,ミニPCの出力ポートにHDMIがなく,DisplayPortのみであったことから,HDMIとDisplayPortの変換ケーブルを2本,急きょ用意している(以前使っていたはずなので探せばどこかにあったかもしれない)。

2代目ごろごろシアターの使用感

プロジェクタの電源をつけて,ベッドにごろんと寝っ転がり,天井を仰ぐ。するとそこには,大画面とまではいわないものの,ちょうど50インチサイズの画面が目の前に現れる。目も首も疲れない,ものすごくよい環境である。今回,クロスに投影しているため,クロスの凹凸は目立つが,ごろごろしているときはメガネ(メガネユーザです)を外すので,問題はない。

音声出力は,今回は特に触っていないので,HDMI経由で出力先(ディスプレイ or プロジェクタ)内蔵のスピーカから流れているが,ベッドサイド下にEcho Studioを置いているので,そちらから流すこともできるので,高音質化も図ることができる。

ただ,夜中に映画を観るのに使ってみたが,プロジェクタの明るさ設定を「高」にしていたが,いささか眩しく感じた。そのため,「低」にして様子をみようと思っている。

あとはランプ式のプロジェクタなので,排気音が大きい。気になる人は気になると感じられるのと,時期によっては排気熱が気になるところ。

しかし,この2代目ごろごろシアターは総じて満足度が高いものとなった。

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