お釣り貯金が封じられた2022年

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2022年,お金についていろいろ言いたい年であった。高止まりする光熱費,ガソリン代に,どんどん上昇する物価…昨年,行きつけの飲食店で3回も値上げに踏み切ったところもあった。

さて,昔からずっと取り組んでいるもののひとつに,お釣り貯金がある。小学生の頃,5円玉が手に入るたびに,5円玉専用の貯金箱に入れてそれを貯めている。習慣になっているため,これは今でも継続している。小学生以降,5円玉は貯金箱には入れるものの,そこから出したり使ったりしたことはない。

そのほかの硬貨はというと,自宅や職場,車の中に一定のストックをして,それを超過するものは事あるごとに銀行に預けていた。お釣り貯金専用の口座を作り,この口座は入金専用。これまでに出したことはない。口座は現在のゆうちょ銀行で作っていた。

ゆうちょ銀行でお釣り貯金専用の口座を作った理由は次のふたつ。ひとつ目が,全国各地にある郵便局にさえいけば,硬貨で取引のできるATMがあること。ATMでの硬貨取引に手数料がかからないこと。

しかし,2022年1月,ゆうちょ銀行はATM硬貨預払料金なるものを新設し,硬貨1枚以上の預け入れにも手数料がかかるようになってしまった。1円玉を1枚,ATMから入金しようとすると110円の手数料がかかってしまうようになった。他行では預け入れの時間帯や枚数などに制約はあったとしても,無料なところも多いので,正直なところ,改悪と言わざるを得ない。

この改悪によって,貯金すらストップがかかってしまった。

なんでもかんでも料金を取る,今だからこそできてしまうという風潮も一部あろうかと思うが,いい加減,このあたりでやめてほしい。

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